ピクニック(1936)

パリで小さな店を持つデュフールは、妻と娘と義母、そして使用人アナトールを連れ、ピクニックに出かけた。昼食後、デュフールとアナトールは昼寝、祖母は小径を散歩。自然の美しさの中、デュフール夫人と娘アンリエットは舟遊びの青年アンリとロドルフに誘われる。岸に舟をよせ、抱きあうアンリとアンリエット。彼女の頬に一条の涙が……。やがて大つぶの雨が、嵐にかわってゆく。 数年後の日曜日、アンリは忘れることのできない想い出の河畔で、アナトールと結婚したアンリエットと再会する。そして言葉を交す。 「よくここへ来るよ、素晴しい想い出のために」 「私は毎晩想い出すわ」

ShareSNSでシェアしよう!

TOP