リンガー
やり手のコソ泥・リンガーは、華々しく登場するもすぐに留置場へ。しかしそこに現れたラクシュミによって釈放される。実は彼女はソーライユール村出身のテレビジャーナリストで、ある理由からリンガーを探していたのだ。
その村には70年前、インドがまだイギリス植民地時代だった時に建設された強固なダムがあった。数々の障害を乗り越え完成に漕ぎ着けたのは、当時のマハラジャ・リンゲーシュワラン。しかしその功績は報われず、彼は「裏切者」と罵られ民衆によって村を追われる。そんな中でも彼を慕う村娘・バーラディーとともに、別地にて元マハラジャとは思えない質素な、しかし幸せな生活をしていた。
なぜラージャー・リンゲーシュワランは村を追われることになったのか? コソ泥リンガーが、ソーライユール村に呼ばれた理由は? ダムを巡って悪事を働く政治家との闘いが、今はじまる。