グース
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ニュージーランドに住む14歳の少女エイミーは、自動車事故で母を失った。彼女は10年ぶりに再会した父親のトーマスに引き取られ、大自然豊かなカナダ・オンタリオ州の農場に移る。だが、父親は奇妙な彫刻を作る芸術家で、趣味はグライダーで空を飛ぶこと。それにスーザンという恋人もいて、新しい暮らしになじめないエイミーは、自分の殻に閉じこもってばかり。そんなある日、彼女は森で親を亡くしたグースの卵を見つける。卵が孵った時、16羽のヒナたちはメ刷り込みモの習性によって、エイミーをママだと思い込む。やがて彼らが南に渡る季節が近づいた時、父娘はグースたちに飛ぶことを教え、越冬地まで連れていかなければならないことを知る。トーマスは兄のデイヴィッドやグライダー仲間の青年バリーと共にエンジン付きグライダーを開発し、それを使ってグースたちを南に渡らせようと考える。訓練が始まるが、グースたちはエイミーが地上にするかぎり飛立とうとしない。トーマスは軽量飛行機を作り、エイミーに操縦させようとする。