ONE TAKE ONLY ワン･テイク･オンリー
- 公開日
- 2004年3月27日(土)
- 監督
- オキサイド･パン
- 脚本
- オキサイド･パン
- 音楽
- オレンジ･ミュージック
- 製作年
- 2001
- 製作国
- タイ
- 原題
- ONE TAKE ONLY
- 上映時間
- 90
- INTRODUCTION
- 2001年のバンコク国際映画祭で上映されたインディペンデント・ムービー。裏社会をリアルに描き若者の大きな支持を得た。『ワン・テイク・オンリー』は、撮影自体がほぼワンテイクのみにて行なわれたことから付けられているという。東京国際ファンタスティック映画祭でも上映され、日本の若者も共感。ファンのラブコールに答えて公開が決定した作品である。監督はオキサイド・パン。『レイン』や『the EYE【アイ】』で双子のダニーと共同監督し、世界的にも高く評価されているオキサイド・パンが単独で監督している。主演は、『レイン』で耳の聞こえないスナイパー役をクールに演じ、日本の女性観客のハートを掴んだパワリット・モングコンビシット。バンコクで暮らす若者を自然体で好演している。
- STORY
- 女子学生ソム(ワナチャダ・シワポーンチャイ)は、男たちに身体を売って故郷の母に仕送りをしている。彼女は可憐な外見とは裏腹に、頭の回転が早くしたたかで、街の売れっ子だった。一方、ギャングに憧れながらドラッグの売人をしているチンピラのバン(パワリット・モングコンビシット)は、威勢はいいのだがいまひとつ決断力が無く、しがない日々を送っていた。ある日、若者の集まるサイアムスクエアで、二人は顔見知りになるのだった。バンは襲われた友達の仕返しに不良たちを襲撃する。しかし、返り討ちに遭ってしまうが、偶然通りかかったソムに助けられる。この事件をきっかけに、公営団地の同じ棟に住んでいることを知った二人は､急速に親しくなる。やがて彼らはチームを組み、マフィア相手に取引を始める。少しだけ贅沢な生活を手にした二人は、仲間に更なる大きな取引に誘われ、危険な仕事を引き受けるのだった。
- CASTING
- ●パワリット・モングコンビシット（バン） 1977年6月8日生まれ。タイ商工会議所大学を卒業後、『レイン』で映画デビュー。01年に再びオキサイド・パン監督の『ワン・テイク・オンリー』に主演。主な出演作は、『BODY JUMPER』（01）、『ZERO TO HERE』、『BITE TILL DIE』シリーズなど。
- 映倫
- 20