炎上する主人公・山縣泰介って何者?『俺ではない炎上』阿部寛の証言&場面写真が解禁!

Ⓒ2025「俺ではない炎上」製作委員会 Ⓒ浅倉秋成/双葉社
8月20日(水)

第36回山本周五郎賞候補にもなった浅倉秋成の小説の実写映画化『俺ではない炎上』が、9月26日(金)に公開される。主演を務めるのは、第36回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞受賞『テルマエ・ロマエ』(12)、第38回日本アカデミー賞優秀主演男優賞『ふしぎな岬の物語』(14)、優秀助演男優賞をダブル受賞『柘榴坂の仇討』(14)、第45回日本アカデミー賞優秀助演男優賞受賞『護られなかった者たちへ』(21)など、数々の作品で多くの映画賞を受賞し、今尚とどまることを知らずに活躍し続ける阿部寛。本作について阿部は、「非常にチャレンジングでやりがいのある作品」とコメントを寄せ、見事にハードな役柄を演じ切った。

本作は、“大手企業のごく普通の営業部長”である山縣泰介が、突如SNSで個人情報をさらされ、殺人犯として追われることになる逃亡劇が描かれる。今回、阿部寛が体現した山縣泰介の人物像に迫る場面写真を新たに解禁。家族を大切にし、部下に深く信頼され順風満帆なはずの泰介がなぜ炎上してしまったのか?疑問が生まれる場面写真となっている。


山縣泰介の“素顔”を紐解いていく上で、演じた阿部は「山縣泰介という男はエリートで、自分の正しさが人を傷つけていることに気づかないから余計厄介な傲慢さを持った人間」と彼の性格を明かす。果たして、彼の表情に隠された真実とは?「演じるうえで細やかな感情の起伏が求められた。人間としての弱さ、強さ、そのどちらも丁寧に表現したい」と語る阿部のその言葉通りに、心情が変化していく際の丁寧なグラデーションは、これまでにない真新しい個性を生み出した。リアリティを追及し、細部に至るまで徹底してこだわった阿部。纏う雰囲気までをも一変させて「大手ハウスメーカーの営業部長」と「逃亡犯」を見事に体現している。


現場では阿部とディスカッションを行い、ともに作品を作り上げてきた山田監督は「今回の山縣泰介という役も阿部さんにしか出せないおかしみにあふれていて、最初から最後まで最高でした」と太鼓判を押すように、阿部寛のユーモラスで説得力抜群の演技を目の当たりにするにはピッタリの作品な同作を、劇場で確かめてもらいたい。


9月26日(金)ROADSHOW🔥

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