本日、待望の日本公開を迎えたM.ナイト・シャマラン監督の集大成『トラップ』から特別映像“全て罠”編が解禁された。シャマランとジョシュ・ハートネットが作品の最注目ポイントを紹介し、本編映像の見所を凝縮したスリリングな内容となっている。
溺愛する娘と世界的アーティストのアリーナライブを楽しむ家族思いの父親のもう一つの顔……それは、指名手配中のサイコな切り裂き魔! まさに、この巨大ライブが彼を捕まえるため仕組まれた前代未聞の”罠”(トラップ)だった! トラップに隠された衝撃の真実を見破れるか?騙すか騙されるか、今予測不能の騙し合いサスペンスの幕が開く!
映像は、謎のサイコキラーを追うFBIの敏腕プロファイラーが巨大アリーナに到着する場面から始まる。「この観客席の中に私たちが探している人物がいる。彼は私たちの包囲網に気づいている」と指令を出す彼女の声に画面が分割されると、家族思いの父クーパーの顔と300人を超える警官が巨大アリーナに配備される映像が同時に映し出される。
アリーナ席では、何度も「パパ」と呼びかけられたクーパーが我に返り「すぐ戻る」といきなり席を立つ場面へ。続いてM.ナイト・シャマラン監督が登場、自らの集大成となる『トラップ』は「私の作品の中でも異色です」と語り始める。謎の密室に監禁され「助けて」と叫ぶ青年の姿をスマホで確認するクーパー、レディ・レイブンのステージとバックヤードの場面が連射され、「面白いスリラー映画になると思いライブ会場を舞台にしました」と『トラップ』誕生の原点を明かす。
■『トラップ』特別映像”全て罠”編
家族思いの良き父であるクーパーは、サイコな切り裂き魔というもう一つの顔を持つ男。この難役を体現したジョシュ・ハートネットは、「クーパーは娘を溺愛する父親で、“トラップ”つまり罠にはめられていると気づきます」と主人公が置かれた状況を説明する。勇敢な消防士であるクーパーは妻と娘、息子の4人家族。アリーナ席で娘のライリーと仲良く写真を撮りハグをする姿は良き父そのもの。だが、家族には絶対に秘密にしている、切り裂き魔というもう一つの顔がある。二つの顔を持つクーパーが、ライブ会場全体に仕掛けられた罠に気づいたとき物語が一気に加速する。
カメラはアリーナ席からスタンド席、客席通路へと、周囲を冷静に観察するクーパーのシリアスな顔を捉える。父娘の微笑ましい光景、熱狂的なライブ、自分を追い詰めるFBIとの駆け引き、逃げ場ゼロの緊迫感など、シャマランは「異なる雰囲気を組み合わせました」と自信をのぞかせる。「ダークで斬新で面白い」と微笑むのは、本作のシーンに合わせて書きおろした楽曲でレティ・レイブンを演じ、華麗なパフォーマンスを披露しているサレカ・シャマランだ。そして、火災警報器に手を伸ばす父に「どうしたの、パパ」と声をかけるライリー、監視カメラを気にしながら通路を歩くクーパー、会場から退出する観客を見張るFBIプロファイラーへと、本編映像が小刻みにつながれ俄然スリルが高まっていく。再びジョシュ・ハートネットが登場し「シャマラン作品を見ていると徐々に恐怖心が湧いてきます。その緊張感は彼にしか作り出せません」と太鼓判を押す。
クライマックスでは、「映画館で見てください。他の観客と一緒に笑ったり息をのんだり、ハラハラしてほしい」というシャマランのコメントに、警官の休憩室に忍び込んだクーパーがまんまと無線を盗み出し、耳鳴りのような高音を感じながら「勝負だ」と娘が待つ席に戻ろうとする姿、さらに父の異変に気づいたライリーが「どうしたのパパ」と声をかけるシーンなど予測不能な展開を感じさせる本編映像が続き、振り向きざまに「ライブ楽しんで」と微笑むクーパーの不敵な笑顔で結ばれる。
巨大アリーナに仕掛けられた罠(トラップ)、逃げ場ゼロ。絶対に逃げ切ると決意したクーパーは、この後どんな手に打って出るのか。騙すか騙されるか、あなたは“罠”に隠された衝撃の真実を見破れるか?予測不能の結末を、映画館の大スクリーンで見届けてほしい。
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